図書館は借りるだけではない 2023.7.13¶%%さん

 図書館って、どんなふうに利用されているのだろうと思います。──本をタダで借りられるところ。だから明石公園の奥まで行かなくても駅前になって、ほんとに便利になった。確かにそうだと思います。であれば、明石駅前や西部図書館だけでは東西に長くJR駅が6つもある明石では、便利さで言えば不公平すぎるように思います。移動図書館が2台あるものの、いつでも・どこでも・だれでもからは程遠い。ここの議論だけでは、分館を増やすとか、移動車の台数を増やすとか……。「借りる便利さ」は場所と予算の問題でしょう。わたしが気になることは、図書館は「無料の貸本屋さん」(←必要です)のままでよいのかという疑問です。
 「借りる以外のほかの利用方法」は、図書館の企画イベント参加やグループへの大量貸出などありますが、たとえば、神戸市立中央図書館では調査相談ライン(専門的用語レファレンスサービス)として(調べ物専用)電話078-341-6737(Faxもあり)が設けられ公開されています。図書館に出向かなくても、電話で済むのです。明石市民も利用できます。大阪や東京など、じつは全国どこの図書館にでも相談できます。「相談」の内容には一部制約ありますが、小学生自身がたずねることも可能です。インターネット技術で個々人のリテラシー(読み書き能力)が現実的課題になりつつあります。明石が「ほんのまち」を誇るのでしたら、利用価値指数については、貸出冊数に加えて、相談件数も誇れるようにしてほしいと思います。情報との接し方をリードしていく役割があることを市みずからPRすることは意義あると思うのです。